熱く燃える夏始まる!

とはいえ、猛烈な勢いの台風が沖縄へ近づきその影響が気になるところです。日本海側へ抜けて北、直撃なんて勝手に思っていましたが、完全に右に曲がり日本列島を縦断しそうな勢いである。かなり心配な様子。このまま行けば答案返却二日目あたりが危険か…?

 

そんなこともさておき、生徒たちは期末考査を終了し雄叫びを上げた。

考査終了日恒例の野球の応援団の結団式と初練習。

いよいよ夏が来た!という感じです。

 

初練習は色々戸惑いがあったと思うがそれぞれのリーダーが頑張っていた。

野球応援チーフ永塚 楓さんはやりがいを持ってリーダーぶりを発揮していました。

 

明日は実践練習 志学館vs紅陵のB戦 言わば夏の大会にベンチ入りできない選手同士の引退し合いだ。昨年も一昨年も全く歯が立たずコールドどころではないめった打ちにあった。

それでも感動的なものだ。

今年も選手層の違いはぬぐえないだろうが志学館魂、最後まであきらめない溌剌とした試合をみせてほしい。

 

加えてコンクール作品を作り上げていく大切な時期を迎えている。

コンクールだけに集中できないところがまた面白い。

志学館の部活環境の中で愚痴を一つ言わず、絶対にあきらめない、そこそこでいいなんて思わず、それでも本気に活動する。そして人間的に成長する部活動同士。当部活動が野球部に追いつこうなんてそんなことは毛頭あり得ない。彼らは物心ついたときから親と一緒に野球を始め、グラブやバットを磨き大切にし、お父さんとキャッチボールをし、土日はお母さんの炊き出しが勇気づけてくれた子たちだ。彼らが志学館でという覚悟で入学してきている。

当部活動が同じことを求めることは無理が生じる。

 

そんな全国的にも恥ずかしくない練習や体制の本校硬式野球部。それでもスポーツは負ける美学もある。同じ学校に高い目標をしっかりと持ち続けている部活動と巡り会えたことが、どんなに幸せなことだと…生徒たちにはしっかり伝えたい。

 

私は入社以来当たり前に野球部を目の当たりにし目標にしてきた。今の吹奏楽部があるのは野球部、いや川俣幸一氏のおかげ以外他ならない。

 

私の長男が生まれた年に甲子園に行った。家内は難産で促進剤を打ちながら苦しみながらベットの上で甲子園の放送を観ていた。ピンクのポロシャツで願掛けのひげずらでトロンボーンを吹いている夫を観ておう吐をを覚えたらしい。

 

あれから息子は二十歳になる。もう一度何としてでも部員の応援で甲子園をわかせたい!

あきらめずに応援し続けたい。

色んなことを経験させコンクールを迎えそこでも目標を達成させたい。これは欲張りではない。必ずできると信じている。

 

夏の空は青い!真白な積乱雲がクレパスに描かれたように鮮やかに浮き上がり、その下で高校生のドラマが展開し始めようとしている。

 

三年生には納得のいく時間を過ごし後悔はさせない!スイッチを入れろ!!