個人個人がひたむきに自分に向き合う姿

これからの時期、2年生は文化祭に向けて必死になり始める。1年生は無我夢中になれるかどうかが先に繋がるか否かであろう。

3年生は一人一人の潜在能力が問われ始める。

それはいっぱいいっぱいになるか、そうなったとしても笑顔で前を進むことができるか、精神的には結構ナーバスになってくる。

28年間見てきて各学年ごとカラーがはっきりしている。明らかにいえるのは6期~15期位までの部員たちとは大きな雰囲気の違いを感じる。雑草的な要素はなく繊細な花のようだ。今にも踏みつぶされ萎えてしましそうであるが幾本の花々が支え合って再び力を発揮し始める。この夏にどんな花を咲かせるのかはこれから一ヶ月にかかっている。

他校の普通の部活動は常にみんなが一緒に練習し追い込まれ共有の苦楽が学年やチームを育てる。本校の場合はそうはいかない。三年間かけていろいろな気づきを乗り越え、ようやく最後にそれらしい花になる。些細なことでも気になりコンクール前はぴりぴりと言うよりは薄氷を踏むかのような感じだ。昨年の学年は今思うと笑顔で努力できていたかな!

これだけ入っておこう。やるからには余計なことを考えるな!悩んでいる時間があれば前に進め!ぎりぎりの時こそ、その人の本性が出るはずだからそこからが勝負だ!本気で本気で取り組み、それでも結果が伴わないときがある。それでもあきらめず進むか逃げるか後退するか自分で決めるしかない。

これからの君たちにはこれからの人生に向けて『清濁併せのむ』ことも必要だ。雑草のような逞しさを少しでも個々が身につけて人生を開拓してもらいたい。


続きを読むで数枚写真を載せてます。