コンクール目前。監督の独り言。Facebookと同文。

 コンクール目前となりました。普段和気藹々と活動している部員にとっては精神的にきつい時期を迎えていると思います。

部活動はただ単にきついから良いと言うことでも全くないでしょうし、単に楽しいから良いと言うことでもないでしょう。どちらにしても一人一人がやり甲斐を持って自分が吹き鳴らす音を通じて『自らの存在感を感じること』が大切。

活動が単一の活動ではなく幅が広い活動が展開できる部活動こそ力のある部活動と言えると思います。

3年間責任を持ってやり遂げるというのは容易なことではありません。

様々な壁にぶつかるわけです。そこで避けて通るのか、逃げるのか、ぶつかるのか、乗り越えるのか、そこが成長への分かれ道だと思います。これは部活動だけに当てはまることではなさそうで大人たちも同じことでしょう。最初は好きで始めたことでさえ、続けるということは本当に試練の連続です。ましてや何となく始める仕事や部活動もあると思いますからなおさらでしょう。

『試練は乗り越えられる者にしか与えられない』とはよく言ったもので、確かに乗り越えるしかほかない。試練が少ない、感じたことがない者は、やはり嫌な思いをした瞬間に避けたり逃げているのでそれほど大きな試練には感じてないのかも知れません。

生徒たちは今、自らに挑戦しているようです。

でも一人一人が勝手な頑張りではまた駄目なのが団体競技ですから困ったものです。

『人を信じ、互いに気遣い、その気にさせるモードで、一つのことに向かって、同じ目標感をもつ。』そして『共有の感動や悔しさを持つ』ことこそチームワークの原点だと思います。

私はと言うと生徒たちに言い聞かせると同時に自らに言い聞かせ更に成長できるかどうかとにかく一生現役で頑張るしかないと思っています。

年を重ねるベテランという教員等は若手を育てるという言い分で現役選手と言うことではなく評論家とやらになっているのも多い。若手はベテランの姿勢やテクニックを盗めば良いのだ。そして自分らしくベテランが抜けたら抜けたで自分らでやるしかほかない。

いらないと言われるまで、倒れるまでやるのが現役選手の姿勢。

人生に完結はない。


今日の子供たち。朝、自らの声かけで《個人練習に集中する者》《音合わせする者》《歌合わせする者》、本来いつの活動でも必要な場面ではあるがようやく部活らしくなってきた。

『諦めるな!くじけるな!笑え!輝け!手をつなげ!幸あれ!』


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