Happy Halloween 

以下 L23Rのブログと同じ内容の掲載

 

 

ちまたではクリスマスよりも経済効果があるというハロウィン。

我が家では息子たちが生まれたときに、WIFEに私が変装させられ『ハロウィンって何よ?』って聞いたものだ。20年くらい前までは全く日本では知られてはなかった。デパートに行ってもほんの少ししかGoodsは並べられておらず、それでもWIFEは子供たちのために季節を楽しむ努力をしてくれていた。WIFEも顔にひげを描いて船長さんのような帽子をかぶっていたように記憶している。私は毎年違った格好をしていた。

私たち夫婦がそれぞれの部屋に入り電気を消して子供たちがくるのを待って、子供たちは『Trick or Treat お菓子が良いか、悪戯が良いか?』等と訪ねてきて、その日ばかりはと沢山のお菓子を大人買いし子供たちを喜ばせたものだ。今では警察が動員されるほどの渋谷や六本木。あっという間の商業ベースにはまった感がある。

季節を楽しむには10月末には何もなかったのでちょうど良いか!

今でも20歳を過ぎた息子や高三の息子は季節を楽しむことに余念が無い。クリスマスは11月解禁。150センチの大きなツリーをWIFEと子供たちが飾ってくれ、夕食はいつも薄くらい部屋でジョンコルトレーンやクリスマスミュージックが選曲されイルミネーションを楽しみながら夕食だ。

今でもクリスマスプレゼントをせがむ子供たちがいる。クリスマス前日はミルクにクッキーが置いてある。サンタさんにあてて『お疲れ様』ということだ。中学生くらいまで手紙がツリーの下に置いてあった。それもサンタさん宛てと両親向けだ。すなわちプレゼントは2つ2人分用意するという出費ぶり。この月は今も昔も大変である。しかし本当に楽しませてもらった。子供たちには感謝だ。

 

一度だけ大きな失敗をしたことがある。私も忙しくなり毎年2つずつのプレゼントをそっと準備し続けていたわけだが、ある年子供たち2人を連れ出し、おもちゃ屋さんへ『2つずつ好きなもの買っても良いよ、選びな!』『えっ?なんで?』『いいから、選びな!』『だから何でよ?』『んー!もう!わかってんでしょ!パパがサンタさんだって!』ってついに言ってしまった。一応、その場で好きなものを買って帰ったのは良いが車の中では口をきいてくれなかった。

帰ってから家で子供とWIFE3人で私を猛攻撃!子供から『世の中の子供を敵に回す気か?パパはキム・ジョンイル以下だ!』っと・・・

失敗した。翌年はまたツリーの下にそっと置くようにした。今では兄弟両親それぞれがそれぞれのプレゼントを用意しツリーのしたはいっぱいになる。

クリスマスは世界の平和。我が家では今もクリスマスを家族で大切に過ごすその習慣が残っている。幸せを感じるひとときである。

大人に近づくということは決してしらけると言うことではないだろう。WIFEと子供たちとできるうちは家族で季節を楽しみたいと思う。

 

それぞれのご家族で素敵な季節の楽しみ方をして欲しい。大人は現実に押しつぶされそうになり、子育ても思うようにいかなくもなり心を痛めることが多々あるであろう。子供は勝手に友達と親の稼いだお金で楽しい時間を過ごしている。そんな子供たちも勉強や人間関係様々なストレスを感じているはずだ。みんな人間は同じである。だからこそ家族が1つになって楽しむことを忘れずにいて欲しいと願う。

子供たちの笑顔と成長こそが親の心の糧である。子供が一生懸命に夢を持って諦めずに努力している姿こそが勇気をもらい、また大人も頑張れるというもの。

子供は少しはお父さんやお母さん多くの関わって頂いてる方々に感謝できる気持ちが養われることを期待している。そして今何をすべきかしっかりと見定めて今は今だけにあるわけではなく、未来の自分のためにあるということを忘れないで欲しい。