主体的な活動本格化

早朝、クラスに行くとテニス部の男子生徒が朝練で早く到着していた。一番早くのスクールバスに乗ってきたという。頑張って欲しい。

彼曰く、『吸部のみんなは僕より早く来て日東バスで来てますよね?先生の指示ですか?』私は直接指示をしたことは一度もない。『自分たちが必要だと思って生徒の考えだよ』と応えた。

驚いていた。『ホントですか!えーすごいですね。』

 

こんな会話をしてから部活へ足を運んだ。いつものパターンである。

2部の合奏練習がされていた。7:30から集まりレッスンに備えているという。

いつか見た雰囲気である。確かコンクール直前2週間くらい前に生徒たちがあらゆる場所で細かな確認練習を主体的に行っていた。それと似た雰囲気である。

確かに早朝練習はアクセスの悪い本校にとってはリスクがあるだろう。これは本人のやる気ももちろんであるが保護者の協力と理解が不可欠になってくる。

その分普段の学習や私生活をしっかりと成長した自身を見せて欲しいと願っている。

少しずつではあるが部活らしくなってきた。1、2年生中心にか弱くスタートした連中も逞しくなってきた。もう一息だ!!

力さえ身につけば…基礎力こそ先につながるすべである。

 

私も大学時代、学校は6:30から開けられていた。7:00頃早めに練習に行くと決まって同じ先輩が同じ場所で練習をしていた。

すこし遅く到着した私はばつが悪かったことを思い出す。毎日早く基礎に励んでいた先輩方は現在プロとして活躍をしている。

なるべく先輩方より早く到着するように努め、軽く掃き掃除をし先輩方が気持ちよく練習できるように心がけたものである。この辺はまだまだ生徒たちにはわからない感覚かも知れないが…

演奏会に向けて第三コーナーを回ったところ。まだまだここからがきついところ。体力と気力が必要になるだろう。今一度みんなで力を合わせつつ同じ目標を持ってゴールを目指したいものです。