今日もまた7:30には自主合奏

連日の早朝自主合奏が行われている。そこには3年生の復活組も含まれている。3年生と言えば、今は自宅学習期間でほとんどの生徒は登校しているわけではない。当部活動の3年生は復活を宣言している者は2年生の指示に従わなければならないわけで、朝から2年生の練習メニューに従いついていっている。

これも当部活動の絆という原点だろう。

 

少々見学して気づいたのは、初見合奏なのだろうか、貧相な音でしか音が並ばないパートとある程度の音色で音が並ぶパートと様々である。初見が一番実力をはかれる場所だ。

 

基礎力の不足を痛感する。

どんなときもどんなときもやはり基礎力がどうであるか自問自答する必要があろう。

時間を充分にかけることができないチームなのだから、ある程度の演奏を手短に仕上げることが不可欠である。だからこそ作品をさらう時間をかけると言うよりは『急がば回れ!』、足下を固める基礎力が一番である。

いかに基礎作りの時間を確保するかが課題であろう。

究極のことを言えば『練習一回本番一回が一番いい!』私も大学時代は勿論合奏の練習を重ねて本番であったが、アンコール作品は練習一回本番一回のぶっつけ本番であった。卒業後ベートーベンの第九を頼まれたときは練習には2、3回行って、本番一回と言うくらいのものだ。

時間をかけずに如何にいい演奏をするかが信頼を生む。学生に是はきついだろうが基礎力を身につけると言うことは常に追い求めて欲しい。

 

別にもう一つ思ったこと。

どうやら二部の選抜メンバーの合奏が行われているわけだが、昨日のブログにも書いたが、裏で基礎に没頭するOFFメンバーのモチベーションはどうであろうか?8:00過ぎにゆっくりの足取りで現れてゆっくり練習をし始めるでいいのであろうか?二部選抜メンバーに失礼というか恥ずかしくないのだろうか?主体的な活動でも同じテンションを保てるかどうか、そういうところまでチームとして感じることができるかが肝心なかも知れない。

しかし勘違いしてはならないのが、やらされているものであれば絶対に成果は上がらず、不協和音が響くと言うことだ。そこが難しい。1人1人の情熱、最近よく口にする言葉だが合奏は先ずは個から始まる。そして全体!良く意味を理解して活動できたらと願っている。凡事徹底!!