早朝にこだまする声

https://youtu.be/OsvtZ-aiOMI

 

https://youtu.be/7R1nsY9hhSA

 

ふさぎ込みそうな志学館に一縷の希望と夢をもたらしてくれている野球部。先日私のクラスで今思っていること感じていること何でもいいというテーマでスピーチをさせた。普段お調子者のY司君のスピーチはしっかりと前を向いて堂々とピッチングについての持論を展開。見事に解析し何が大切かをわかりやすく説いていた。ただ単に野球好きが部活動をすると言うことではなく自らの課題を見つけ向き合い研究し挫折しながらもまた前を向いて活動していると言うことが良くわかった。

寒い冬空にこだまする声。是は志学館に希望を与えてくれる。少なくとも私はそう強く感じる。志学館くらいのどこにでもある学校にこんなモチベーションで何かに打ち込んでいる集団があると言うことに感謝と喜びを持つべきだろう。そして指導者とあらば追いつけるわけはないが遠く遠く足下からでも目標にしてあやかる努力はすべきだとも思うがこの環境では諦めモードの部活動が多い。私の部活動もそうなのかも知れない。

彼らは7:30には全体でトレーニングが始まるので早い者は7:00には走り込んだりストレッチを始めている。この学校のロケーションでは大変なことだと思う。彼らは家から、駅からは自転車で全員が登校し決して親に送迎してもらうことは誰1人としてない。覚悟が違う。恐らく毎日が始発なのだろう。冬は家を出るときは星が出ているという。月さえ鮮明な時間だという。

彼らの野球に対する情熱は計り知れないのだ。いや野球を通じて人間的に成長しようとしているのだ。精神的に強く粘りがあり仲間意識の強い彼らは決して学校を休まない。いいか悪いか別として少々の体調不良でも無理をしながらも回復をさせる精神力と体力がある。是には感心させられることもある。

 

昨日、当部活動で体調管理についてと個々が努力をすると言うことについて私の持論を全体に伝えたところである。当然野球の生徒たちと並ぶことはできないが(スタートが違う)現在できる精一杯をみんなで支え合いながらやっていくことこそ一つになる術だと思う。