夢空間。一生の思い出に…

言葉にできないほどの感動を得たに違いない。一生に一度の経験と言っても過言ではないだろう。リハーサルから当日丸二日間の時間は濃密であった。『こんな世界があるのか！』と言った具合である。

恐るべし千葉県。吹奏楽の世界では千葉県は戦国千葉と言われ全国でも恐れられるくらいのトップレベルと層の厚さがある。そこで同じ部門で戦おうとしている小兵は常に悩ましい。

でも、憧れてしまうくらい一瞬で魅了され虜にされてしまう雰囲気を持っている。市立習志野、市立柏、幕張総合、市立船橋、そこに加えて全国金賞常連の中学や高校が所狭しと存在感を示してくれた。恐るべしTOP校！

今回の演奏会は中心になる高校があってこそ成功があったと思う。ということは成功は想定内と言うことになろう。両サイドに市立習志野、市立柏が２００人ずつ位が演奏の核になる。またフロアー中心では幕張総合、市立船橋が演奏に歌に中心となってくれている。そこを総勢３０００人の演奏者で埋めるわけだから練習過程には本当に生徒たちは大変であった。何度も何度もその人数が動かされるわけだから想像を絶する。指示を出す大会実行委員長、市立柏の監督石田先生はここまでやるかというくらい独壇場の指示出しがすごい迫力があり言葉を失った。成功させるにはこれくらいの強引さが必要であることを思い知らされた。情熱と思いの強さしかない。サポーターも市立柏のOBOG等が強い意志で動いている。頼もしいスタッフであった。

志学館の生徒たちは最初戸惑いと緊張で借りてきた猫のように何もできないで居たようにも思える。歌ですら圧倒されっぱなしである。

生徒が終わってから『鳥肌がとまらない』って…

こんな経験そうあるわけではなかろう。本当に定期演奏会の前ではあったけれど参加できていや参加を決断して良かったと心から思う。もし参加せず辞退していたらとおもうとぞっとする。

生徒たちの喜ぶ姿は一生忘れることはできない。