おわび…

定期演奏会が終わって20日も過ぎようとしている。

サザンウィンドも大変な試練と学びを教えてくれた。

例年はこのホームページとFacebookにすぐに御礼の文書を投稿したものである。

今年はわかっていたものの手が動かなかった。

3月は本当に儚い。13回の演奏会は大成功に終わったと思っている。そこに向けて全身全霊思いを込めたと言えるであろう。

31期卒業部員の完全引退。せがれも9年間の志学館生活にピリオドを打った。サザンウィンドでは総勢15名を超えるインフルエンザとの格闘。顧問の突然の投げだし。数名の部員の退き。旧クラスの生徒との別れ。全てが老体に鞭を入れた!でも生徒の前では常に“大丈夫大丈夫!まだまだやれる!諦めるな!前を向いて一歩ずつ!”これは自分にも言い聞かせているに違いない。頑張っている生徒たちに何が何でも報いたい。その一心が前を向かせている。人生は苦しいものである。でもよどんでく毎日も風はそよぐよ。一人とみんなが繋がり大切なものを感じ合い共有することこそ力を与えてくれる。何も責めることは出来ない。全ては自分の力不足と認識するしか他ない。500名を超えるOBOG等や個々まで繋いできている生徒諸君の思いをしっかりと繋ぐ架け橋になるのは指導者しか居ない。

そうこう苦しんでいる間に桜は満開をすぎ葉桜を楽しめる季節に移り変わっている。新入生も入学し明後日には対面式である。しっかりとした年度のお礼も出来ず4月に入ってしまった。“人間力の向上しか技術の向上はない”と今日の読売新聞に橋本聖子衆議院議員がコメントしていた。その通りである。指導者がもっともっと向上し何が大切かを子供たちに伝えきる説得力ある発信が子供を育てるに違いない。

すっきりした気持ちで新入部員を迎える覚悟をみんなで共有したい。