新入部員との顔合わせ会 対面式

勧誘期間4日間が一気に終わった感じがする。新2、3年生の意気込みを感じた。ただ単に『吹奏楽部です。部活動に入りませんか-!』と大きな声でがなりたて1年生を追いかけるような雰囲気ではなく、興味関心をあおり上級生の想いを1人1人に伝える丁寧な勧誘に感じた。人を大切にしているようだ。それもそのはず上級生は多くの経験をして今までの学年より学びや乗り越えてきた部分が多いと思う。

  仕方がないことではあるが、現2年生は最初から入部者数が過去一番少ない学年でトランペットやホルン、フルートなどが不在という深刻な状況が解決できない状況であった。上の学年がある程度カバーできる人数が居たので引退まではバランスも工夫次第で音楽作りをすることが可能であったが、その上級生が抜けることを想定し、今回勧誘をするわけだから工夫と情熱がどうしても必要となろう。

目標は学年の一割、すなわち入学者が270名程度なので27名と言うことだ。(ちなみに中等部は99名の入学者に対し13名の入部とは素晴らしい)

声をかける1年生にも音楽や部活動に興味を持っている生徒は沢山居るようである。でも躊躇する原因は『勉強が不安』『親が反対してる』『通いが遠いので…』といった具合で比較的やりやすい部活動に落ち着くようだ。同じ文化部で囲碁や写真、茶道に多いに人気があるのもこの学校の特色なのかも知れない。それも選択肢としては良いとは思うがやはり学校には花形、エネルギッシュな活動も絶対的に必要なわけでそう言う分野で頑張りたいとする生徒が少なくなってきている。これは残念なことであろう。やはり学校は元気で前向きで明るく快活な挨拶が出来爽やかでありたい。

また、指導者の力不足も原因の1つで、この1年間でかつてない退部者が出た。これが生徒も指導者も一番応えたに違いない。生徒は常に頑張っている。そんなポジティブなエネルギーが部員の退きというマイナスオーラで気持ちをそがれるわけだから、これには相当ストレスをためたに違いない。

とにもかくにも退部者からしてみると続けることと興味関心、協調性というある意味責任感の育成ができなかったわけで、まさに指導者の力不足以外他ならない。反省を生かし生徒への情熱を注ぎ、音楽で頑張れる力、人に寄与する力、人と関わり支え合う力、思いを伝える力など人として大切なことを学び、人間的成長をさせるしかない。

そんな多くのことを越えることで新2、3年生は強く逞しく学年を越えて1つになろうとしている。

顔合わせ会(対面式)で1人1人が一言を述べたが、言葉は舌っ足らずで決して上手くはないが、何か伝えたそうにしている様子であった。追々時間をかけて大切なことを伝え1年生と一緒に成長して欲しいと思う。

『何が何でも音楽がやりたいんだ』 『志学館吹奏楽部で音楽がやりたいんだ』 『Wind-Windsの考え方が好きでこの部活動がいいんだ』

『志学館の吹奏楽部の活動が好きなんだ』 『志学館吹奏楽部の上級生や指導者の憧れて』 といった強い信念をもつ生徒が第一希望、専願で入学

してくるような活動が出来るように知恵を絞り頑張って行きたい。

 

明日は上級生による歓迎レクレーション。これまた心から歓迎している行事で有志が歌ったり踊ったりゲームをしたりと午前中時間を過ごす。

現在20名程度の意思表明があるそうだが入部届は27名待ち望んでいる。

 

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