日曜劇場 仰げば尊し

http://www.tbs.co.jp/aogeba-toutoshi/intro/

 

日曜劇場と言えばマイブームではあるが 『仁』と『下町ロケット』にはまったことがある。特に『JIN-仁』ははまりにはまりタブレットで二三度見返した。

日曜九時の看板番組と言えるだろう。

 

『仰げば尊し』という番組が17日から放映される。志学館の校舎も撮影の候補に挙がっていたが日程的に厳しくボツになった。

吹奏楽をフィーチャーしたから話題性があると思っているわけでは決してない。

これは実話を元にしたもので私の青春時代の身近な物語なのだ。

 

大学時代私は1983年入学

その時知り合った優れたホルン奏者(当時はホルン専攻の学生)同級生田中靖之くんと親しくなった。人間的にも優れておりホルンの音色も秀逸であった。

 

彼は神奈川県立野庭高等学校の吹奏楽部出身でまさにこの『仰げば尊し』の舞台でその頃の生徒である。

よく野庭高等学校の話は聞いていた。

当時の吹奏楽と言えば千葉県立銚子商業高等学校と習志野市立習志野高等学校天理高校とこの野庭高等学校が伝説的存在で全国的にも知れ渡っていた。現在でもレジェンドというタイトルでCDが残っている。

銚子商業高等学校の指導者は高校教員をやめて吹奏楽指導のプロとして神奈川大学や駒澤大学の指導のほか全日本の指導者としてご高名である。

天理高校も伝説の1つであることはいうまでもなく名演は数知れない。市立習志野は現在でも存続している現役選手のレジェンド校だ。

 

野庭高等学校はドラマ通り荒廃していた学校だと聞いた。そこに故中澤先生(日本フィルのチューバ奏者だったか?)事故で楽器が吹けなくなり現役を引退したそうだ。そこで外部講師として野庭高に出入りするようになった。それで2年目で全国大会金賞の偉業を成し遂げたと言う逸話がある。これは実話なのだ。

その後まさに伝説を作っていくわけだが何と中澤さんは病気に倒れるのだ。それでも最期まで指揮を振り続けるということが特筆され当時の実話本が出版された。それがモチーフ(原作)としてドラマになるというから楽しみである。

6月の段階でこう言う番組があるらしいと友人の靖に連絡した。妙に懐かしく昔ながらに自然になれた。旧友っていいものだ。

この番組で一層吹奏楽人気が高まり来年にはまた多くの部員が入ってくることを期待してやまない。