今年も風物詩校舎内外の奉仕作業終了

スタートした頃は何となくぎこちなくアスファルトの上の空掃除をしているように見えた。汚れを気にしているのか清潔な掃除という印象。

美化管理チーフに『こんな感じでやるの?』と聞いた。

植え込みに入り、膝小僧を汚しながら黙々と葉っぱと格闘していた今までとは違いどこかしら抵抗あるスタートに見えた。

 

チーフの指示で徐々に部員が植え込みの中に入りはじめ少しずつ植え込みの下の葉っぱを引っ張り出し始めた。

 

どこか昔読んだ本に『人生の〇〇は幼稚園の砂場ですでに学んでいる』とか書いてあったのがったような気がする。

~~ごっこではないが人とのコミュニケーションもそうだろう。

ドロだんごを作った経験のある子とそうではない子でも何となく違う気がする。

多少汚れてもこだわることが出来るかどうか…

 

生徒たちも少しずつ汚れ始め少しずつ吹っ切れて軍手や膝が汚れてきた。

 

吹奏楽という種目は最後には拍手を頂きステージ上ではスポットを浴びる華やかな世界である。

だからこそ苦労や協働そして汚れを知らなくてはならないと考える。

幼少期にカブトムシやクワガタを探しに林に入り木登りや山歩きをしたこと、川や海で泳いだり魚釣りをしたりとふるさとを感じる遊び方、TVゲームやPS、DSではだめだ。そんな遊びが人間を豊かにする。そんなことも今の音楽に生きてくるのではないだろうか?

そんな気持ちと感謝の気持ちが養われればと思い現在でもこの奉仕作業を続けている。

 

活動ギャラリー 過去の大掃除 の様子もご覧下さい