ここからの練習は気合いではない

みんなで力を合わせると言うことはがむしゃらに楽器を吹き続けることではない。

リーダーのみが躍起になり焦り練習を進めることに必死になったとしても、ごくわずかな進みしかなかろう。

一人一人が問題意識を持ち提起し意見を収集し反映させる。

 

学習の黄金サイクルと言われるのが

PDCAサイクル

計画Plan-実践Do-確認、評価Check-改善、修正Act

 

計画を立てて予習して行動に移し、ワークやドリルで学習し、再び直し復習するというやつだ。

どんな教科でもいいからこれが本当に実践できているなら学習も成果が上がるであろう。

 

音楽も同じだと思う。

私はそこに二つ追加した。

 

観察(気づき)- 連携 - 計画Plan - 実践Do - 確認、評価Check - 改善、修正Act    《繰り返し》

 

観察(気づき)には一人一人の感性や興味関心が必要であろう。

そして気づいたことには一人一人の意見として持つことが大切。 これだけでもうまくいくかどうかは微妙。ここに

 

連携が加わる。《重要》なポイントだ。

これは一人一人のコミュニケーション能力と、積極性が必要である。

現代社会で最も必要とされているあれだ!始めから兼備えている人間はそうは居る者ではない。育てるしかないのだ!

 

 計画Planは部活動ではリーダーの収集能力と知恵と言うことになろう。

 

実践Doここが“がむしゃらで無知では”何も得られないと言うことだ。時間だけ費やし結果に繋がらない苦しいパターン。

何を目的にどういうことを必要とされみんなで力を合わせてが大原則であろう。

すなわち

実践Do=全員の団結力 と言う事になろう。

 

確認、評価Check=リーダーと指導者の追求する力 情熱と探求心

 

改善、修正Act=修正を図りながら全員で!リーダーだけや独りよがりは改善したことにはならない。共有することが大切。

 

部員が多くの知恵を持ち始めている。

でもシステム的にリーダーが収集作業が出来ず、リーダー同士のなかで時間をかけて問題点を考え提示すること、これはリーダーの実力のみになってしまう。もっともっとみんなでが団結する術であろう。

一年生も意見できるように、一年生から積極的に何をすべきか考え動けるようにシステムを構築していきたい。今からでも間に合う。

志学館が団結している学校になるには先ずは一人一人が輝き生きると言うことであろう。

そんなチームにしていきたい。

 

心を育てることこそいい音楽に近づく唯一の方法であろう。