初舞台は学校見学会のスタッフ

どんなところにも学びが多く広がっている。

音楽の活動だけで本格的な人間的成長を追求すると、それは当然無理もあろう。

どんな競技でもそうだが、その種目だけで成長することが出来るとには相当に追求する姿勢や厳しさ、またそれをサポートする大人の手が必要だろう。

過日BSのTVでミュージカル『ビリーエリオット』の主役(子役)のオーディションのシーンが放映されていた。

http://billyjapan.com/cast.html  (公式ホームページ)

 

全国何千人の中からビリー役5人が選ばれそして苦しいレッスンの様子が見ることが出来た。

(※余りにも体力的に過酷な主役なので一人の役を5人で回す)

 

心がかき回されるくらいに動かされた。

以前ミュージカル『アニー』でも同じような番組を見たことがあるが、その男の子Ver.と言えよう。

練習やレッスンで追い込まれて追い込まれて行くわけだが、本番を目前にし、一人一人にインタビューがあったが恐るべしコメント。

小学生とは思えない受け答えと内容には言葉を失った。

やり甲斐を持って本気で取り組み、演技の技術向上の目標値は限りなく高く、大人でも学ぶことが多くあり、再び頑張らなくてはと思わされた。

 

当部活動でも浅く広くという面も否定できないが活動を多岐にわたらせることで成長過程とリンクさせることが出来ると信じて活動をしている。

奉仕清掃活動やトレーニング、声だしの練習、一体感を作るための練習、合唱やソルフェージュ、演出やダンス、創作すること表現すること一人一人が漏れなく輝くにはその生徒の個性や適正にあった場面で輝くチャンスを掴むことが出来れば輝けると思う。

 

いつも通り前段長めに入ったが、

今年も学校見学会のスタッフとしての活動に恵まれた。近隣の中学校から3年生を中心に本校に興味ある方が多くお見えになる。

施設見学もあるが、学校の説明を受け、文字通り生徒の様子を見に来る。そして感じたまま、本校を志望校の一つとして選択しに入れるかどうかを考えるわけだ。

当然責任重大でもあるが、いつも通りの姿勢で臨む。

 

これもまた活動が多岐にわたり、清掃や準備、交通安全、駐車場案内、校舎への誘導、全体説明、受付や案内、誘導、カフェテリアのおもてなし等の仕事がある。

普段の活動の成果を部活動の活動とは別に対外的に確認できる行事でもある。

それには多くの学びがある。

 

多くの収穫あり、多くの反省ありの行事となりましたが、ご来校いただいた中学生や保護者の皆様が気持ちよく帰って頂けたら、それが自分たちの糧となり再び頑張れるのかと思います。

 

そして、本校の生徒の素のままの姿を見て頂き、いつの日かご縁があることを期待しているところです。

 

素敵な生徒達に囲まれ素敵な環境の志学館高等部です。

これから益々多くのかたとのご縁を部員一同期待しています。