数日前から急に土曜日、傘マークが付き天気が危ぶまれた。特に午後から崩れると言うことで雨対策を前日にする事にした。
前日のうちに屋内のホールを下見し、若干手狭な感じはするが。十分対応可能だと思った。但し、どのタイミングで判断するかが難しいと感じていた。
土曜日は朝から晴れ、風もなく温かな小春日和。午前中音楽室での練習も汗ばむくらいだ。
昼くらいから少し風が吹き始めた。怪しい…
現地に到着すると既に前の団体は屋外ライブステージで実施しており、最後のステージもその流れで行う雰囲気であった。
突風が吹き、並べてあるパイプ椅子が倒れる。
ドラムセットのシンバルが何度も倒れた。譜面台はあってないようなものだ。演奏は2割引3割引どころではなく半額の演奏になるに違いない。仕方がない。
それでも生徒達はプロ根性?決してプロではないが何が何でも最後まで必死に頑張りきる根性を感じた。サンタ帽も飛ばされ、着ぐるみの帽子も剥がされ、笑顔が消えるかと思いきや、最後まで笑顔を意識した演奏会で会った。
何となく素敵な演奏会である。
私が通りすがりのお客様なら一瞬拝見し、風の強さと寒さに負けてすぐ中に入ってしまうであろう。
この日のお客様は違った。例年よりかは少なかったが最後まで応援し続ける保護者の皆様や観客の皆様には感謝です。
終演後も誰からと言うわけではなく、みんなが片付けを手伝ってくれる姿勢が素晴らしい絆を感じた。
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