普段にも増して奉仕する姿勢をみた

普段から奉仕作業をする姿勢は大いにあり、粋に感じて活動をすることが出来る。

誰かがほうきを持っていると、自然とちり取りをもってくる。

誰かが雑巾を持ってくると、自然と仲間が増えてくる。

秋の季節には落ち葉を掃く人がいると、大勢が参加し一斉清掃のようになる。

決して見返りを求める姿勢ではない。

これも先人達がやろうとしていたスピリッツが息づいたものであろう。そんなに簡単にこのような姿勢が開花することはないと思う。

 

年末の奉仕作業は時間を多く確保される。

一日目は屋内、二日目は屋外が予定される。

 

今から考えればこの姿勢も6期7期生に遡る。

年に一度ではあったがコンクール前に本館五階教室全てをきれいに掃除して返す、翌年には机椅子を全て廊下に出しポリッシャーを全教室かけた。誰も来ていない校舎は泥埃にまみれ散々な状況であったが楽しみながらポリッシャーをかけた。通称ポリッシャー大会と呼んでいた。

そんな様子を当時の校長さんが知ったらしく、始業式コンクールの結果金賞の表彰に加えてその姿勢を称えてくれた。

 

さて、今年の屋外はと言うと、あれあれ何か違うぞ?いつもみんなで時間をかけて植え込み内の落ち葉を全て撤去する作業が主だったが、車輌のみなさんが全て終わらせて、きれいな状況である。

さあ、どうするか……

 

そこが大切で手持ちぶさたで私語が多くなるかと思いきや、自らが必要なことを探し、自分の持ち場が終わると自然とサポートに回り冬だというのに水を使いながら昇降口までをもきれいにするという機転の利く作業ぶり。お見事でした。

 

世の中で言うアクティブラーニングがこの部活動では自然と出来ていることに驚きました。

 

ギャラリーの奉仕作業の様子