吹奏楽はステージは華、裏は引っ越し屋

想像してもらいたい。

 

普段吹奏楽部と言えば、運動が苦手そうな引きこもりがちな生徒が集まり、インキャラのような先入観はないだろうか…

 

確かに色んなキャラがいる。みんな違って面白く濃い~~。

 

キャラが薄い方がそのキャラ作りに苦労もするし、音楽を表現するのにも時間がかかる。

 

『自分の性格は内向的だから』では全く前に進むことは出来ない。

自分を変えようとするものにしか変わることは出来ないのだ。

 

加えて、吹奏楽の発表の場は何度も目にすることはあろうがそこまでの練習も想像をすることが出来るだろう。

 

もう一つ、加えて欲しい。

 

ティンパニ×4 バスドラ×1 野球応援用バスドラム×1 チャイム×1 マリンバ×1 シロフォーン×1 グロッケン×1 和太鼓×1 

その他打楽器テーブル多数 ドラムセット一式 コントラバス×3 ベース×1 ベースアンプ×1 チューバ×2 スーザフォーン×2

指揮台やスピーカー類 大きいものだけでもまだまだある。

そして、衣装や演出のグッヅ、それぞれの荷物に譜面台、外靴まで… ここに差し入れも加わる。

講義室からお借りしてきたゼミ卓×10もある。放送室からのマイクのたぐいも手がかかる。

 

80人70人60人部員が居た頃、男子部員が多くいた頃は、私も余り気にしてはいなかった。むしろ当たり前だと思っていたし『30分で片付けろ!』なんてことはいくらでもあった。

 

昨日は40人くらいだっただろうか…

この引っ越し作業は吸部にはつきもので風物詩であろうが、だらだら行うと2時間がかりになる。

想像して頂きたい。運搬も楽しそうに見えるのは私だけだろうか…