主体的な朝の活動で見て取れること。

近隣の学校や、公立の中学校では早朝練習が組織的に行われている。

私の住む袖ヶ浦でも、自宅から歩いて15分ほどかかる中学校がある。7:00前には大きな声が聞こえてくる。

恐らく運動部の練習と思われる。

志学館の近くにある公立中学校の吹奏楽部も6:50完全集合で8:00まで顧問がついてみっちりと練習が行われている。

 

本校はと言うと通学方法がスクールバスであると言う事、特別路線バス等で一斉に早く登校することが難しい。

揃って合奏や基礎合奏を組み入れることは不可能なロケーションである。

硬式野球部は半数が寮生活を送り自宅生は全員がバスは利用せず駅から自転車通学で気力体力を充実させている。

7:00くらいには登校しトレーニングに余念がない。

 

当部活は完全個人主義として任せていることが多い。自分がすべきことコツコツと地道に基礎練習に励むのも練習不足を補うのも、講習で放課後の練習に参加出来ない場合など様々である。

 

1年生は先輩に声かけしてもらっているのだろうか…

その先輩の声かけに喜んで参加しているように伺える。

 

特に3年生からの声かけは嬉しく恐れ多い感じすらあるのではないだろうか。

その声かけに応えようと挨拶や言動までを学んでいる。

 

上級生も自らが初心者で悩み苦しんだ経験があり、それでも諦めず基礎に向き合う。毎日毎日必死に基礎と向き合って今があろう。ある意味超えてきた者にしかわからないノウハウがあるのだ。

それを惜しみもなく伝授している。

共に練習している様子が素晴らしいと感じている。

 

その中でまだまだ実力が高まらず悩んでいる上級生もいるはずだ。力のある後輩が入部してくると焦りや不安も感じている場合もあろう。

等身大で兎にも角にも自分と向き合う姿勢こそが後輩へのメッセージとなろう。頑張るしかないし他の仲間が上級の1年生には対応する工夫が求められる。

 

信頼される上級生になる、信頼される人間になると言うことは、いいことをすると言うことではなく自分と向き合い必死に努力する姿勢で、それが言葉でなくても伝わることがあろう。

 

愛に溢れている34期生。後輩達の指導に余念がない。