目指す部活動は…

“隣の芝は青く見える”なんて言葉がありますが、実は英語の慣用句から派生したものだそうです。

ちなみに

The grass is always greener on the other side of the fence.

転じて他人のもの、自分のものではないものは同じものでもよく見えてしまう。と言う意味であることはよく知られていると思います。

 

精神的に気弱な時、人を羨んでしまう経験は誰でもありますよね。

私もしょっちゅうです。でも歳を重ねると、どーでもよくなると言うか、人のことより目の前のことに集中し、そこでもがいても“前に進むしかない”と結論が見えているので気にもしなくなる気がします。

 

往々にしてハンディを追っている場合に羨んでしまいそうにはなります。

 

また“ねたみ”とは違うとも思います。“ねたみ”は自分が惨めになるので、気持ちをよりコントロールして、決してねたむような言葉を口にはしないで心の中で沈めることができれば良いと思われます。

つまらないたとえではありますが、男というのはバカなもので、大学時代にでも彼女と一緒にどこか遊びに行ったとして、それでもすれ違う他人の彼女の顔をチラっとみたりしてしまう。浅はかであるが、ないことはない。

 

まっ、相変わらず余計な導入から《つぶやく》癖は抜けそうにない。適当にお読みいただければそれでいい。

“つぶやき”と称して思ったことを並べていると思っていただきたい。

 

さて、過日、本校が2日間にわたり保護者会と学級懇談会が行われるために短縮授業で終わりました。

よりによってなんと講習も休講となり、生徒にとっては部活日和である。

言わば、部員全員が集まって15:00~18:00まで揃って練習が出来る貴重な日であった。

筆者も学年主任を降り、担任も休み、現在副担任であるので放課後音楽室に向かうことが出来る2日間となった。

 

へたくそでなかなか上手くならないこの部活だが、揃っての練習は何事も順調に物事が進み、リーダー等も計画も立てやすく、

そして何よりも普段とは全く違う練習を行うことが出来たこと、成果が確実に上がる実感を持ったに違いない。

これには驚いた。たった3時間くらいなのだが充実し、十二分な時間であった。

 

よく考えてみると他校は15:30位~19:00位までは普通に揃って練習しているのだろうと想像すると、

これでは当部活動は全く歯が立たないというのが結論である。

 

言わばここが『隣の芝』の部分だと思う。

そこを羨むことはしばしばあるのだが、そこは羨んだところで何も解決しないのも20年来、生徒と共に痛いほど感じ、思い知ってきた。

では、そこでどうすべきなのかをみんなで考え、みんなで悩み、自分たちの息の吸い方を工夫し、出来ることが何なのか、結論はでないいのだが、ようやく細々と活動している。

 

それでも他校から志学館は“ShigakukanWORLD”とお世辞か、称され、一種独特な雰囲気で活動している。

その生徒達の悩みや苦労から作り上げられるステージには味わいが加わり工夫の跡が垣間見えるのではないだろうか。

1つの事に集中し全てをそれに傾ける。それも素晴らしい青春時代で美しい学びとして美談である。

本校の活動は一見中途半端にも見える。

気持ちこそ、そう言う気持ちではないにしろ“二兎を追う”“三兎を追う”。そこに大きなハンディーがあり、それでもみんなで乗り越えようとする違う学びも青春と言えると思う。

 

それには瞬間瞬間(隙間時間をも)を貴重な時間ととらえ、活動が出来ることを感謝し、自分が出来ることの最大限パフォーマンスを上げることが求められるのだと私は思う。

 

学習も受け身で、短い活動時間での活動も受け身だと、単に中途半端で何も得られない部活動に陥ってしまう危険を常に感じ取りながら、自分を追い込んで燃え尽きるくらいの思いで高校生活を走り抜けて欲しいと願っている。

 

《改訂6月1日》

 

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コメント: 3
  • #1

    通りすがりのサムライ (木曜日, 31 5月 2018 22:09)

    筆者が持論を並べるのは一向に構わないが、常体・敬体が乱れていたり言葉の誤用が散見されるのは、滑稽を通り越して哀れである。
    ブログを書くな、と言っているのではなく、文章を書いたら見直して校閲するべきである、と言いたい。ましてや学校名を出しているのだから、いっそう気をつけねばならない。
    このブログのせいで志学館高等部が不当な評価を受けることがないよう、祈るばかりである。

  • #2

    筆者 (木曜日, 31 5月 2018 22:28)

    乱文のご指摘心からお礼申し上げます。
    確かに隙間時間でふと思いついたことを検閲もなしで投稿するというのは、名前をお出ししている以上十分に気をつけなければならないですね。

    誰宛に対するものかというのも、不特定な本校に対する興味を持っていただいている方ですから焦点を絞らず記載しているところにも問題があろうかと思います。

    基本は部員や卒業部員あたりかとも思い書いておりました。
    今後は浅学ではありますが、しっかり時間を確保し、読み返し そこそこ程度の文面になるよう努めて参りたいと思います。

    素晴らしい文章を紹介するブログではなく、つぶやき。
    今流行りのツィッターと考えて頂ければ幸いです。

    ご指摘ありがとうございました。

  • #3

    筆者 (金曜日, 01 6月 2018 09:30)

    当部活動に対し興味関心を持って頂いている不特定多数の方がもしこのブログをお読みになっているとするなら、やはりもう少ししっかりと作文する必要を感じました。ありがとうございます。何分にも5分10分という言わば隙間時間に気づいたことをブログする事が多く、走り書きMEMOになってしまっていることを反省しなければなりません。本日も改めて確認し筆者本人がやはり隙間時間で訂正してみました。

    優れた文章はご披露することは難しいかも知れませんが、失礼がない程度の《つぶやき》を今後も生徒の様子を紹介するという意味で時折公開して参ります。

    “いいあんばい”でご覧下さい。