『何事も当たり前ではない』ということ。

いよいよ明日文化祭が開催されます。他校よりは準備期間が短く規制も多い本校ですが、それでも生徒達はこの日を楽しみにしているに違いありません。

 

30年も前のこの文化祭は何でもありで文化祭、体育祭が同時に開催され準備期間が一週間にもわたり、それでもクラス毎の準備が終わらず18::00には追い出して下校させるも、その後忍び込んで夜中まで作業をしている有様でした。

 

熱気は相当ありましたね。バンドの活動が中心だったようにも思います。柔道場を迷路にするクラスもあり、何でもありでした。

 

時代はどんどん様変わりしたわけで、昔ながらの面影は今はないようにも思えます。

 

当部活動も当初から比べるとずいぶん様変わりしたわけですが、昔も今も変わらないものと考えると、

それは『 部員たちの直向きさ 』 『 素直さ 』 『 運搬 』でしょうか…

今年も始まりました。大きな行事前の『 引っ越し大移動 』 これもまた梅雨時期の風物詩でしょう。

 

明日は中等部の開催セレモニーにお招き頂き文化祭に花を添えます。

そして明後日9日土曜日は水無月祭定期公演として演奏させて頂きます。

定期演奏会もそうですがお客様の前で演奏させて頂くと言うことは当たり前では無いと言うことをしっかりと認識させ感謝し、

心から伝統を引き継ぐ演奏をさせたいと考えています。

 

演奏のみならず普段の部員たちの私生活や学校生活全てが現れることでしょう。来て下さるお客様は普段の生活や活動の様子を思い浮かべて聴いて下さるのではないでしょうか。

 

心から音楽を楽しんで頂けるようにハンドメイドのステージをお届けします。どうかご来場をお待ちしております。