千葉県吹奏楽アンサンブルコンテスト安房上総地区大会
本校から1チームエントリー
Flute 1年H.K
Clarinet 1年Y.A
Oboe 1年Y.M
金賞を受賞
当部活動ではアンサンブル活動やソロ作品を練習する事は多いにやりなさいと薦めていますが、
この秋口の演奏会の作品練習に追われたり定期演奏会の作品練習に追われ、ただでさえ講習や習い事等で全員が集まれない上、技術も高くないのでコンテストに参加することは推奨していません。
まして、別メニューを許可せず全体の練習に合わせてもらい、唯一許可されているのは朝の自由練習時間のみです。
その朝練習も特別路線バスという時間に拘束がありなかなか早朝からの揃っての練習が難しいのが現状です。
故によく考え、許可するまで時間を費やします。
今回一年生のみと言うこともあり全体の練習を欠かすことも出来ず、他校のように全てをアンサンブル活動にすると言ったこともない中で
それでも頑張りたいという意思だけを頼りに許可しました。
これは10年ぶりのことです。
一週間前に聴かせてもらったときは、バラバラで何が何だか分からない演奏で通るのか通らないのか、
一か八かの演奏で『あ~ぁ、やばいんじゃない~』って感じでした。
そこからの一週間、練習の内容を見直させ、再スタートをさせました。
何が変わったって、それは3人の考え方が多いに変わったのだと思います。
『逃げられない』『後に引けない』そんな中で『やるっきゃない!』というどん底からの集中力は目覚ましいものがあったあのでしょう。
当日の演奏は優れている演奏かどうかは別としながらも多いに学び多いに刺激が多いコンテストで、
審査員からは『立体感のある好演』と講評を頂き励みになったようです。
一年生の中からエネルギッシュな生徒が誕生しました。
これが周りにも良い影響を与え切磋琢磨し、より全体が輝いたバンドになるように期待したいところです。
加えて、本校は今回の大会運営をも任されていました。
全部員が裏方でしっかりと任務を果たし、これまた多くの連盟の先生方から『志学館の生徒に任せていれば安心だ』とお褒めの言葉を頂きました。
これも励みとなり、次へと進んでいくことでしょう。
二年生は木曜日から修学旅行、沖縄へ旅立ちます。その一週間後には老人ホームの慰問演奏です。
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