第18回志学館高等部吹奏楽部定期演奏会『Wind-WindsFamily＆FollowerConcert』～今こそ音楽の力で～

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コロナ禍、皆様いかがお過ごしですか？

皆様の活躍ぶりやご家庭のお子様の成長等いつも楽しみに拝見しております。

さて、震災の時にも感じたことをこの一年間痛感していますが。戦争や震災、有事があった場合には芸術文化音楽の類は最初に淘汰さる対象になります。不謹慎とか自粛すべきとか。

昨年当部活動の第17回の定期演奏会　房総半島の台風震災を受けて～今私たちにできること～と称して取り組んでおりました。勿論中止になったわけですが、その後の一年の取り組みはこれは言葉にできない大変さを感じております。生徒たちは一生懸命に取り組み、気持ちはあれどコロナの影響ははかり知れません。何とかモチベーションを下がらないようにということだけを考えて前を向かせてきました。練習にも多くの制限があり苦労している場面が多々あります。どの学校もそうでしょう。そんな小中高の学生をぜひ応援してほしいと切に願っています。

第18回の定期演奏会も企画発足するにあたり学校でも多くの議論がありました。様々なことを乗り越え許可がされ、今もようやく活動をしています。そして改めて緊急事態宣言禍となっています。今後どのようになるのかはわかりません。それでも諦めさせずに見えない何かを信じさせること。前を向くことを忘れないでほしいと伝えています。

子羊のような迷い迷っている現役部員には

『何が何でも開催するんだ！練習がままならなくてプログラムを縮小することになっても、構成を変更することになっても、更に無観客にしてでもステージに立たせる！』と鼓舞するしかありません。

開催する意思表明としてポスターフライヤーを作成しました。来週初めには納品されますので目にしていただければ幸いです。

昨年まではデザインを本校卒業生31期生の美術部部長鈴木奏くんにずっとお願いしていましたが、彼も大学を卒業しデザイン関連の就職をしたことを機に演奏会のポスターも卒業となりました。

代わって一番当部活動の雰囲気をわかっている当部活動のＯＧクラリネット34期副指揮者齋藤夏々葉さん、（現武蔵野美術大学在学）に委嘱させていただき、この度完成しました。

とても素晴らしいものが完成しました。ご覧ください。この後、プログラムのパンフレットも夏々葉さんが携わります。

第18回定期演奏会はFamily＆FollowerConcertとなります。部員のご家族最大4名、本校に進学する中学三年生のご家族2名が入場条件となります。事前申し込み完全予約指定席となります。何としてでもステージに立たせる。そして子供たちに夢と仲間との絆をもたせ、これからの人生に役立てる経験となってほしいと思います。

皆様もコロナには負けず世の中の少し寂しささえ感じるDistanceを乗り越え、今はアナログの当たり前のことをコツコツとマスクをする、手を洗う。うがいをする、消毒をする、等をし続けて、いつかは肌のぬくもりや対面での会話や大声で笑いあえることができる日が来る。そんな血の通ったアナログを目標にして生活してください。

小生ももう少し頑張ろうと思っています。