練習時間が短い、寒い、移動がめんどくさい、いろんな理由で屋外で練習する姿を見る機会は減り、職員室にいてもいい練習音は聞こえてこない数年間。
ここのところ、少しづつ短い練習時間でも素早く移動して朝や放課後に音が聞こえる。
懐かしい感じ。
冬場にはみんなでお揃いのウィンドブレーカーを作ろうかという意見もあったくらい。
トランペットパートは毎年パートでウィンドブレーカーを作成していた時も。
クラリネットパートはオリジナルパートTシャツは毎年の定番だったように記憶している。
冬場は風邪ひくから上下のウィンドブレーカーをもって来なさいと指示したことも。
今夜はいくらか暖かい気温。
それでもしっかりと響かすことがどれくらい大切なことかと、その意識が行動を変えたのだろうか。
特にフルートはここ数年楽器が外に出すの良くないとか言って屋外練習を見ることは少なかったが、
先週の土曜日2年生フルート3名は地区のアンサンブルコンテストに参加してきた。
この3人は自身の響きの無さを解決しようとしばらく屋外練習を続けていた。
かいもあり、みごと金賞を受賞してきた。
本人たちはそれでも不本意であったということで悔しがっている。
もっといい響きを出せれば、県大会に参加できたのにと。
その悔しさが様々な学びとなり、一年生を引っ張り出し、屋外で広がり基礎から作品まで。
これは多いに期待できそうである。
他のパートも影響を受けるに違いない。
時間がないからめんどくさがってはならない。
今の志学館には屋外でひびかせ、かつ音の切れをよくし、そしてさらに音を寄せる。
そんな欲張りなことを短い時間でやるしかないと思っているに違いない。
懐かしい風情が戻ってくるかなあ?
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